こんにちは、grandstreamです。
僕は普段、化学系の研究職員として働いています。
つい先日の話ですが、、僕の上司にあたる人がいつもと違い、ちょっとイライラした感じで僕に指示を出してくるのです。
実験の進捗を僕に訪ねてきたのですが、なんだかいつもより急かされた感じがして、語調も若干ではありますが、上から目線?な感じがありました。
人よりちょっとだけ敏感な僕は、その高圧的な物言いに、なんだか凹みました。。
なぜ、その上司がいつもよりイライラ気味だったのか?
それは、忙しかったからだと思います。
というのもその上司は直前に会議があり、僕に指示を出した後も、また何かしらやるべきことが迫っていたのでしょう。
僕に進捗を確認して、指示を出す時間は5~10分程度と限られていたわけです。
そりゃ焦るのも仕方ないですよね。
そして焦ると人はイライラしがちで、人に気を遣えなくなるのです。
実は今までも同様の経験が2度、いや3度ほどあります。
まずは大学院生の時。
実験に行き詰まるとたいてい、教授のもとに助言をもらいに行くのですが、ある時いつものように教授の居室に行くと、僕に対する指示というか助言が妙に雑で、言い方がキツイ。
「○○はしたの?」
「わかりませんって私のところに来られても困るんだ」
「じゃあ○○すればいいじゃない」
上記のようなイメージです。
また教授は最後に次のように言いました。
「今忙しいからあまり気を遣ってあげられないからね」と。
この時初めて、人は忙しいと気を遣えなくなるのだ、イライラがこちらにまで飛び火するのだということを学びました。
次に社会人になってからのこと。営業課に所属していたのですが、直属の上司はマネジメント兼プレーヤー。めちゃくちゃ忙しいのです。
ある時その上司も、どこかで聞いたフレーズを口にしました。
「今日ちょっと忙しいから、気を遣えないからね」
そして忙しいと気を遣えなくなるという現象は僕にも訪れました。
これも営業課だった時代の話ですが、あるとき仕事が立て込み、また、やや炎上気味の案件を抱えていたときがありました。
もう自分の中でほぼキャパオーバーなくらい、忙しく、余裕がなく、いっぱいいっぱいでした。
そのとき、僕のデスクの横に座っていた事務の女性が、雑談を振ってくれました。
しかし、あろうことか、ガン無視してしまったのです。
雑談している余裕なんてないし、もう相手に気を遣うことすらできませんでした。
その時、身をもって、忙しいと気を遣えなくなる現象を体感したのでした。
どんなに仏のような人でもこの現象は生じるのか、それとも、どんなに忙しくても相手に気を遣える、ジェントルマンがこの世にはいるのでしょうか。。
というわけで、誰かにちょっとキツイ言い方をされた、とか、いつもよりあの人口調が荒いなとか感じたら、「ああ、この人は今忙しくて心に余裕がないのだな」と思うと納得できるかもしれませんね。
皆さんは、同じような経験をされたことがありますでしょうか…?
ではでは。
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