カウンセリングに行くと少し体調が悪くなる話

こんにちは、軽症うつ持ちのgrandstreamです。

僕は3年ちょっと前に海外就職の面接で挫折して、将来に絶望したことにより、うつの症状を発症しました。

それ以降心療内科でもらった薬を服用しつつ、体調を改善してきました。

そして昨年末、いよいよコロナも開けたし、3年ぶりぐらいに海外旅行にでも行こうかと思い、タイ・カンボジアに一人旅に行くことに。

しかしどうしたことか、旅行前日に突然不安感に襲われ、発作(えずき、動悸などのヒステリー症状)が出てしまったのです。

そこでまた絶望感、もう俺は海外旅行にすら行けないのか…といった感情に苛まれます。これがうつを再発というか悪化というか…させてしまいました。

せっかく抗うつ薬や抗不安薬を減らし始めていた矢先に、です。

帰国後も不安感、焦燥感など、いわゆるうつの症状がはっきりと出ていたため、再度主治医には抗不安薬、抗精神病薬を出してもらいました。

それから、3ヶ月ぐらいして、少し体調も持ち直し始めた頃、ふと、カウンセリングに行ってみようと思ったのです。

心療内科では、投薬治療が主ですが、カウンセリングではその人の認知にアプローチして行きます。

そもそもAという現象(今回の例で言えば、海外就職面接で挫折した、海外旅行前に発作が出たetc.)に対してまったく動じない人もいれば、絶望して鬱になる人もいる。また少し凹んだとしても程なくして立ち直れる人もいます。

それは、本人が、そのAという現象に対して、どう「認知」するかに大きく関わります。

カウンセリングでは患者とカウンセラーとの対話を通して、そういったその人自身の「思考のクセ」みたいなものにアプローチし、気づきを得て改善する一助となります。

例えば、どんな話をするかと言うと、僕の場合、うつのきっかけとなった体験や、家族一人ひとりとの関係性、どういう幼少期を過ごしたかなどです。

ときには、自分のトラウマ体験について深堀りしないといけません。その作業がちょっとエネルギーを要するんですよね。

あのときの感覚を生生しく思い出して詳細に語らないといけないのは少ししんどかったりします。他方、人に話すことでスッキリする側面もあるのですが。

そんな事もあってか、カウンセリングを受けるとちょっと不安が掻き立てられるというか、症状が軽く出てしまうんですよね。

そういうことをカウンセリングを数回受けてみて思ったのでした。

もっというと、カウンセリングだけでなく、心療内科に行くときも、ちょっと症状が悪化します。悪化と言っても一時的なものです。病院の待合室で待ってるときに少し動悸がするとか、不安感が出てくるとかそんな感じです。

まあ、だから何だって話なんですが、今まで漠然と感じていたこの感覚を、昨日カウンセリングを受けてみてはっきり自覚したんですよね。

ああ自分は、トラウマ体験とか、自分の病気に真正面から向き合っているとちょっと体調悪くなるんだなって。

これもカウンセリングによるある種の気づきですね。

まあともあれ、焦らずゆっくり克服していきたいと思います。

では。

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