ライブでのノリ方に慣れてきた話

昨日、とあるバンドのライブに参加してきた。

ハコはそんなに大きくなく、たぶん400人ぐらいが入れるぐらいの会場だったと思う。

今回のライブは、とある有名アーティストのボーカリストやベース、ドラマーなどが集まって企画されたものらしい。僕は基本的には、そのボーカルの歌声が聴きたくて行ったようなものだ。

席は、座り心地の良い、映画館の座席みたいな感じになっていた。

てっきり、みんな座ってじっくり聴き入るコンサートチックなスタイルなのかなと思っていた。

だが、全然違った。ノリのいい一曲目が始まるやいなや、おもむろにほとんどみんな立ち始めたのだ。

おお、これではステージが見えないじゃないか、と思ってすかさず僕も立った。

僕はそもそも、そんなにライブとか参加し慣れてないし、リズムもどうとっていいかよくわからない。

が、周りの参加者たちの年齢層は40代がボリュームゾーンだろうか、結構ノリノリで、思い思いのリズムの取り方をしていた。

手拍子をする人、両手を上げてノッてる人、体を揺らしている人など様々だ。10人に1人ぐらいはもう、全身でこれでもかというぐらいノッている。

僕の目の前のぽっちゃりしたオバさんなんかもう、全身の脂肪をブルンブルンいわせて全身でリズムにのっていた。さながら、ディスコでフィーバーしているかのようだった。

僕が知っている「日本人」ってもっと恥ずかしがり屋で、全身で音楽にノリにノッている人なんてそんなにいないだろうと思ってたけど。

やはりライブに来るような人は違うのだなと思った。ちょっと欧米のイェーイっていう?血が入ってるんじゃないかとすら思える。

とはいえ、参加者の中にも、直立不動とまでは言わないが、それに近い人や、座りながら聴いている人もちらほら見かけた。でもまあ、9割以上は、結構体を揺らしてノッている。

僕はどうかというと、最初はどうやってリズムにのっていいかわからなかったので、まずは手拍子から始めた。その後、頭を揺らしてみたり、足踏みしてみたり、色々やってみた。

色々やってみたものの、やっぱり少し恥じらいが出てしまうので、あんまりオーバーな動きはできなかったのだが。

それでも、ライブの後半に行くにつれ、だんだん盛り上がってきて、僕もリズムにノリ慣れてきたのだ。少なくとも、開始10分後と終了間際の動きは結構違うと思う。

つまり、最初は50%のノリだったのが、70%ぐらいのノリまで高まったというかなんというか。

ノリ方も、「頭揺らし、手拍子、足踏み」の三点セットだ。バンドサウンドとガチっとはまると結構気持ちいことが分かった。

まあ、どんなノリ方であれ、ライブはとても楽しい。僕も、今後ライブ経験を積んで、ノることへの恥じらいをもう少し捨てて、全身でリズムに呼応できたら、どんなに楽しいだろうと思う。

理想は、僕の目の前にいたオバちゃんかな笑。

今後も、少しでも興味のあるバンド、アーティストのライブに参加して、全身で楽しみたいと思った。

コメント

タイトルとURLをコピーしました