こんにちはgrandstreamです。
本日Netflixにて「セブンイヤーズインチベット」という映画を観て、ちょっと感動したので簡単にご紹介したいと思います。
なおネタバレを含みます。
あらすじ
ざっくりストーリーをウィキペディアから拝借します。
1939年秋、登山家ハインリヒ・ハラーは世界最高峰ヒマラヤ山脈への登山に向かった。
時悪く、第二次世界大戦のためにインドでイギリス軍の捕虜となってしまった彼は脱獄し、チベットへと行き着く。
チベットの首都ラサで生活をしていたハラーは、当時14歳で好奇心旺盛なダライ・ラマ14世と出会い、親しく交流する。
ラサでの日々がハラーの荒んだ心に変化をもたらした。しかし、その生活も中国共産党の人民解放軍によるチベット国への軍事侵略によって終わりを告げることとなるのだった。
この映画はオーストリアの登山家、ハラーの自伝が元になって制作されたようです。
みどころ
個人的に心に残った見所をピックアップして紹介します。
チベット文化について
映画全体を通して、ラサの人たちはチベット仏教の考え方から、戦いを好まず平和的な性格で外国人であるハラー達に対しても暖かく接している様子が印象的でした。
また彼らの服を仕立ててくれた、仕立屋さんの娘に対して好意を持ったハラーは自身の登山遍歴を自慢しますが、彼女は「ここ(チベット)では自らのエゴを前面に押し出すのでなく、謙虚に目立たないような態度でいるのが好ましい(みたいな感じだったと思います)」と言ったのも記憶に残っています。
ハラーと少年ダライ・ラマとの交流
ハラーは当時まだ14歳だった好奇心旺盛なダライ・ラマに気に入られ、2人は友達のようにどんどん心を通わせていきます。
ハラー自身、ヒマラヤ遠征中に妻から離婚を告げられた傷心もあり、ラマは彼にとって大きな心の支えになっているようでした。
ラマ役の少年がなんともかわいらしく、聡明で、2人のやり取りには少しほっこりさせられました。
チベットの景色について
この映画では広大な山々などの自然が所々で映し出されています。
当然チベットで撮影されたものかと思いきや、実はこの映画は中国共産党によるチベット侵攻を描いていることから、中国での撮影許可が下りず、シーンの大半はアルゼンチンで撮影されたようです。
とはいえ、ヒマラヤ高地にあるチベットの神秘的な雰囲気を味わうことができてよかったと思います。
まとめ
文字で書いてもなかなか伝わらないと思いますが、第二次世界大戦終盤の時代背景、中国共産党によるチベット侵略、その中での登山家ハラーと幼けないダライラマとの人間ドラマは、実話が元になっている事もありとても感動しました。
あと、チベットの歴史について学ぶいいきっかけになるかもですね。
機会があればチベットに旅行に行ってみたいと思います。
というわけで今回はこの辺にしたいと思います。
ではまた。
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