こんにちはgrandstreamです。
今回は、映画「シンドラーのリスト」を観た感想をまとめたいと思います。ネタバレを含みます。
この作品は前々から気になっていたのですが、3時間超ということもあり、長らく敬遠していました、、。
が、観て良かったと思います。
第二次対戦中のナチスドイツの残虐ぶりが生々しく、色々と考えさせられます。
ざっくりストーリー
今回もwikiペディアから拝借します。
第二次世界大戦時にドイツによるユダヤ人の組織的大量虐殺(ホロコースト)が東欧のドイツ占領地で進む中、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが1100人以上ものポーランド系ユダヤ人を自身が経営する軍需工場に必要な生産力だという名目で絶滅収容所送りを阻止し、その命を救った実話を描く。
とあります。
印象に残ったところ
ナチスによるユダヤ人に対する残虐ぶり
映画の序盤で、当時ドイツに占領されていたポーランドにあるゲットー(ユダヤ人が強制的に住まわされていた地区)にナチスが攻め入るシーンが特に生々しく、残虐を極めていました。
彼らは強制収容所へと運ばれることになるのですが、それに抵抗するユダヤ人は容赦無く射殺されます。
ゲットー内の病院では、ナチスに殺されるのがわかっていた為、前もって安楽死の為か患者に毒薬を飲ませていました。
なお、貴重品を奪われないように、アクセサリなどをパンに包んで飲み込んでいた(おそらく)のも印象的ですね。
そして収容所に運ばれた後は強制労働をしいられます。
しばらくして、新たなユダヤ人が輸送されてくるタイミングで「選別」が行われます。
これは「労働力として収容所で働かせる組」と、「使いものにならないから虐殺する組」に分ける選別です。
虐殺が決まった人の中には自分の血で「死化粧」を施しているシーンがあり、特に印象に残りました。
各シーンがとても臨場感があり、個人的には、よく撮影したなあと少し感心もしました。
シンドラーの心優しさ
この映画の見所は何と言ってもシンドラーの聖人ぶりでしょう。
日本でいうところの杉原千畝ですね。
シンドラーは実業家でナチスの党員でもあるのですが、当初はお金儲けのためにユダヤ人を安価な労働力として自分の工場で働かせていました。
しかし強制収容所の所長のユダヤ人に対する残虐ぶりを目の当たりにし、次第にユダヤ人に対して同情の念を募らせます。
やがてこの収容所が閉鎖されユダヤ人が皆別の収容所(アウシュビッツ)へ移送されることになるのですが、シンドラーは自分の工場で雇うという名目で1000人を超えるユダヤ人を買い取り命を救うことに。。。
この辺りは収容所の所長との駆け引きもうまいことやっていますね。
なお、この工場で働くユダヤ人のリストがまさに「シンドラーのリスト」というわけですね。命を救われたユダヤ人のリストですね。
ともかく、ナチスの党員でありながら同情の心をもってユダヤ人に接している様がなんとも泣けてきますね、、彼らから見たらもう神様みたいに見えたでしょうね。
まとめ
というわけで、映画「シンドラーのリスト」をざっくりご紹介しました。
最初は”シンドラーのリスト”ってなんだろうと思っていましたが、そういう意味だったのか、という感じですね。
ナチスドイツの残虐ぶりをここまで臨場感たっぷりに伝えてくれる映画はなかなか無いと思いますし、シンドラーの人柄にも感動しました。
では、今回はこの辺にしたいと思います。
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