僕は現在、2023年中のマレーシアへの移住に向けて、転職活動を行っているところだ。これまで5社、マレーシアの人材紹介会社に連絡を取り、それぞれ面談を行った。面談といっても4社は電話にて、1社のみビデオ通話だった。使用したツールはスカイプ、マイクロソフトteamsが主なところ。現在の選考状況にも触れておくと、面談をしたうちの1社からカスタマーサポートの求人案内がきたため、つい先日、これに応募したところだ。僕の計画としては、9月末に現在働いている派遣会社での契約更新を打ち切り、10月以降にマレーシア移住したいと考えている。9月末に辞めるということは、1か月ちょっと前には派遣元に「辞めます!」と連絡しなければならない。この記事を書いているのは7月7日。ということは8月20日ごろには内定を手に入れていないといけない。実際のところ、カスタマーサポート職などは、求人が出てくるのがちょっと遅い。現在出ている多くの求人は、8月入社とか、9月入社のモノが多く、応募しようにも、こちらのスケジュール感と合わない。僕の希望としては、内定が確定してから「辞めます!」と言いたい。さもないと、内定が出なかった場合に路頭に迷いかねないし、精神的に不安定になってしまう。エージェンシーの担当者が言うところによると、大体、10月以降入社の案件は、7末~8月頭に出てくる可能性が高いらしい。とはいえ、先ほども述べたように、すでに1社は求人が出ているので、そこは応募した。現状はこんなところだ。ちなみに、昨日、5社目のとあるエージェンシーの担当者お二方と面談した。初めてのビデオ通話だった。直前になり、緊張感と吐き気がこみあげてきてえずいた。面談中も一度えずいた。僕は、オンライン面接に若干のトラウマがある。というのも、僕は、ご存じのように(?)メンタル疾患すなわち軽症うつを患っている。その原因が、2020年末の海外就職面接における挫折だ。このとき自分の将来に絶望し、激しい不安と鬱の症状に見舞われてしまい、それ以来服薬治療を続けている。その時の挫折のことについて軽く触れておくと、オンライン面接に際し、過度にプレッシャー、緊張を感じ、人生で初めて、緊張による「えずき」を経験した。とても激しいもので、半ば意識も朦朧とし、涙も出てくる。なんせ気持ち悪いのだから。そんなこともあったが、3年ほど経って、途中うつが悪化したりということもあったがそれを乗り越え、今に至る。ただやはり、オンライン面接、面談の類にトラウマを感じており、今回の人材紹介会社との面談でも軽い発作が起きた。僕の目論見としては、とにかく場数をこなして慣れていくのみ、である。それ以外におそらく方法はない。だから、今回のマレーシア転職に際しても、なるだけたくさんの企業に応募し、吐き気などの症状を乗り越え、自信を取り戻し、面接恐怖症のようなものに打ち勝っていきたい。仮に今回全滅しても、また次の派遣更新時にチャンスがある。そう、チャンスは無限にある。僕の心が折れない限り。ちなみに、先のエージェントとの面談が終わった後は、若干気分が悪く、食欲も低下し、交感神経がやや活発になっているような、めまいがするような、そんな感覚に陥った。発作が起きるとどうも自律神経がちょっとダメージを受けるようだ。ただ、その晩はしっかり睡眠できたし、1日経った今日はまあ、とりあえずいつも通りの体調といったところか。とはいえ、このところはちょっと日常的にソワソワするというか、ちょっと不安感が押し寄せてくるというか。それでネガティブな思考に支配されそうになることも多い。すなわち、面接をうまくこなせるかという第一関門に加え、内定をもらった先の企業で、働き始めたときの環境の変化や仕事内容によるストレスに耐えられるかという不安である。そんなことはやってみないとわからないのだが。メンタル疾患を患ってからというもの、この厄介な不安感とそこからくるネガティブ思考には非常に悩まされているところだ。もちろん、海外移住したい、という欲望も同時に持ち合わせているし、体調が良い時にはポジティブな気持ちにもなれる。そのぐらい、人間の感情というのは移ろいやすい。ところで、先のエージェンシーとの面談において、僕の職務経歴を話す中で、必然的にうつのことについても触れざるを得なかった。3年前の発症時のこと、それに関連して、2社目のweb制作会社を辞めた理由が上司の説教に耐えられずに精神を疲弊してしまったこと。また現職の派遣会社を選んだのは、キャリアアップをもくろんだわけでも何でもなく、ただ、精神的に疲弊しにくい職を選んだだけだということだ。これを聞くやいなや、担当者はネガティブなことを言い散らかしてくる。海外では日本と比べて、教育制度がそこまで丁寧ではないので、いきなりOJTみたいになって大変かもしれませんよとか。カスタマーサポート職では、お客様からのクレームで精神を病んでしまった方もいますよとか。もちろん、僕が彼らの二の舞にならないように気遣ってのことだとは思うが、正直もやもやした。海外では教育が整っていない、即戦力を求められることや、カスタマーサポート職でクレーマーがたまにいることなんて知っている。それでもチャレンジしたいから連絡を取っているんじゃないか。もっと言えば、僕がうつになったのは仕事のストレスが原因ではない。もちろん、うつになってからストレス耐性が少し弱くなっている部分は認めざるを得ないが。では、そんな僕が、いかに、ストレスの低い、ハードルの低い仕事にありつくことができるだろうか?やはり、カスタマーサポートの中でもチャットメインのところであったり、コンテンツモデレーター(これについてはまだよくわかっていない)だろうか。一応、担当者はこれらの職種がいいかもしれませんねとは言っていた。そういう提案はありがたい。でも先ほどのような、不安をあおる言い方をするのは、百害あって一利なしだ。マイナスでしかない。ただ不安をあおっているだけだ。それよりか、僕のメンタル状況を踏まえたうえで、それでも始めやすそうな求人を提案するのが彼らの役割なのではないか。面談を通して、そうあってほしいと思ったのだ。マイナス面は百も承知だし、やってみないとわからないともいえる。僕のメンタル状況を100%わかってもらうことも難しいが。まあそんなようなことを思った昨日の面談だった。さて、いよいよ来週か再来週には今回初のオンライン面接ということになりそうだ。僕の体はどう反応し、また発作を乗り切ることができるのか。注目したいところだ。あくまで自分を客観的に見ていきたい。そのためのブログでもある。また進捗があればこちらで報告することにしよう。
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