ストレスの少ない働き方

こんにちは、grandstreamです。

僕はこれまで2度転職を経験し、3社で働いたことがあります。

1社目は営業職。お客さんの悩みを聞いて問題解決に導いていく、いわばコンサルのような仕事をしていました。

それ以外にも、割とマニュアル化されたような仕事も一部ありました。

2社目はweb制作会社でwebデベロッパーをやっていました。仕事内容はデザインカンプをもとにhtml,cssコーディングをしたり、場合によってはwordpressに落とし込んで行ったり。

それから、外部にデザインを委託するときのディレクションのような仕事も少し行っていました。

そして2023年4月現在も働いている3社目では、派遣社員として、とある大手化学メーカーの研究室で有機合成を行っています。

基本的に、この「反応よろしく」と言われた反応を仕掛けて、分析して、きれいに精製するのが主な仕事です。僕は大学で化学を専攻していましたので、今までの経歴で唯一、専攻を存分に発揮できているのではないかと思います。

さて、ここまで3社を比較してみて、一番ストレスが少ないのは現在の仕事です。もちろん、派遣社員であることから、マニュアルチックな作業を淡々としていればよく、また責任も少ないです。ストレスが少ないのは当たり前っちゃ当たり前かもしれませんね。

ここで、ストレスが少ない仕事に関して別の視点から言えそうなのは、「家に帰ったら仕事のことを忘れられるか否か」という点にあるように思えます。

営業職時代は、問題解決が長期(数か月単位のプロジェクトなど)に及ぶこともあり、先行きは不透明、僕が苦手とするクライアントとの折衝も頻繁にありました。

それゆえ、明日のことが気になってしまい、家に帰ってからも、さらには土日にも仕事のことをついつい考えてしまうのです。

「ああ、明日のアレいやだなあ」

「うまくクライアントに説明できるかなあ」

「トラブルなく納品できるかなあ」

心配事は尽きません。そして心配性という僕の性格も手伝って、休みの日もぐるぐる頭を駆け巡ってしまいます。

これでは休めたものではありませんよね。

また、webデベロッパーとして働いていた時も、パソコンがつながってさえいれば連絡が取れてしまいます。

家に帰ってからも、slackの通知が来るとドキッとしてしまいます。

リモートワークしていた時もありましたが、本来リラックスするべき家が「職場」になってしまう感覚…。ネットがつながっている以上あまり穏やかではいられませんでした。

翻って、3社目の今はどうでしょう。

有機合成という実験は、実験室に行かないとできません。家に帰ったらもうなにもやることができませんし、やる必要もありません。ワークとライフが実にきれいに切り離されています。

仕事の責任の少なさも手伝って、明日を思い悩むこともないので、家に帰ればもう一切仕事のことは考えなくてすみます。

ああ、これこそが心配性な僕に適した働き方なのではないかと実感しています。

さて、話は変わりますが、僕は海外就職(マレーシアかフィリピン)を視野に入れています。そこで問題となってくるのは、どんな職種に就くか、ですね。

ここまでの話を踏まえると次のようなことがポイントになってくるのではないでしょうか。

  • 責任が少ない
  • それゆえ心配を明日に持ち越す必要がない
  • その日その日で完結するタイプの仕事
  • 替えがきく仕事(属人的じゃない)

こう考えると、意外とカスタマーサポートも悪くないなと、最近は思っています。

はたまたフィリピンの日系企業で事務職をやるか。でも事務職と一口に言っても責任の範囲は会社によるでしょうし、何とも言えないですね。

ともかく、これまでの職歴から自分の適職の輪郭が少し見えてきた気はします。正直言って、今以上に楽な、自分にあった仕事はないかもしれません。

が、、海外に住めるのならいくらか妥協はしてもいいかもしれません。

どうしても合わなければまた日本に帰ってくることもできます。

帰る場所があるというのは本当にありがたいこと。

とまあ、これまでの経歴を振り返りつつ、自分にとってストレスの少ない働き方とはいかなるものか、少し俯瞰的にみて見ました。

今日はこのへんで。

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