【現地採用】マレーシアの年金、EPFに加入してみた【手続き】

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こんにちは、おっちゃんです。

僕は2023年10月からマレーシアに住んでおり、現地採用として働いています。もともとはコールセンターに務め、今はIT系企業で経理の仕事をしております。

そんな僕が以前から気になっていたマレーシアの年金制度、EPFに加入してみることにしました。

EPF(Employees Provident Fund)のざっくり説明

日本の年金だと、賦課方式といって我々が収めた年金が年金受給者にダイレクトに使用される仕組みかなと思います。(だから将来ほんとに年金もらえるの?払い損じゃない?とかいう不安はありますよね。)

一方EPFは積立方式なので、銀行の定期預金みたいに積み立てて、積立てた分自分に戻ってくることになります。

なお、EPFはマレーシア国民は加入義務がありますが、僕らのような外国人は任意で加入できます。

引き出すタイミングは、国を離れるタイミングなど、色々あるようです。

なんといっても最大のメリットは、年5〜6%の利子がつくことですね!さらに、最低でも2.5%は国が保証してくれるようです。

で、積み立て金額は給料の12%ぐらいのようです。それに加えて、会社も余分に出してくれるとか。外国人に対しては毎月5リンギット(150円くらい)のことが多いようですが、交渉次第では、マレーシア人と同じ12%とかもあり得るかも??

必要だった書類

さて、EPFに関して会社のHRに問い合わせたところ、加入手続きの流れについてのメールを送ってくれました。必要な書類は以下の2つですね。

  • KWSP 16B form(2部)
  • KWSP 3 Registration form
  • パスポートコピー(顔写真が載っているところ、EPが貼ってあるページがあればそこも)
  • 雇用証明書コピー(僕の場合は、EPカードのコピー)
  • パスポート原本
  • 雇用証明書原本

KWSP 16B form

まずやったのがコレ。すべて大文字で記載。

以下の情報を記入しました(PDF上で編集)。

  • 名前
  • 居住国
  • 国籍
  • パスポート番号
  • EP番号(雇用証明書記載の番号)
  • 雇用者名
  • 雇用者住所
  • 雇用者EPF番号
  • 署名

HRにPDFを提出し、会社のサインを貰ったものを2部印刷してもらいました。

KWSP 3 Registration form

こちらは会社の署名は必要ないので自分で記入しました。

不安だったら記入後にHRにチェックしてもらってもいいかもしれませんね。

記載した内容はざっくり以下のような項目

  • 名前
  • 住所
  • 本籍住所
  • 電話番号
  • パスポート番号

最後に、拇印を押す箇所があるのですが、ここは提出に行ったときに押すのでそのままでOK。

最寄りのEPF(KWSP)オフィスへ

必要なモノが揃ったら、もよりのEPFオフィスへいきましょう。僕が訪れたのは「KWSP Petaling Jaya」

受付のおっさんに「EPF登録に来た」と伝えて書類を見せれば、整理番号の紙を渡してくれます。

あとは、番号が呼ばれたら(モニターに表示される)、該当の受付に行って書類を渡せば全部やってくれます。ここで、パスポートと、雇用証明書の原本を見せる必要があります。

最後に、拇印を押して受付は終了です(インクも置いてあるのでご安心を)。スマホのSMSに、登録完了のメッセージが届きます。

EPF member No.もここで発行されます。

i-Akaunという、アプリがあって、そこで積み立てた年金の額とかが見られるんですが、これの初回登録だけ、PCで登録します。(初回登録用のPCがオフィス内に置いてある)ここでもスタッフが一から説明してくれるのでそれにしたがってやればOK。

ユーザーIDとかパスワードを決める必要があります。アプリにログインする際に使うので忘れないようにメモしておきましょう。

会社にEPF member No.を伝える

最後に、会社にEPF member No.を伝えれば、完了です。次回以降の給料からEPF分が天引きされます。

まとめ

以上です。そんなに難しくはなかったですね。

まずは、会社のHRに問い合わせるところからスタートしましょう!

では。

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