心療内科で処方してもらった薬まとめ【うつ・不安症】

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こんにちは、gradstreamです。

2020年末にうつ・不安症を発症して以来、心療内科に通い初め、これまでいくつかの薬を処方してもらいました。

そこで今回は、それらの薬についてまとめてみたいと思います。

ジアゼパム

抗不安薬、抗痙攣薬、催眠鎮静薬として用いられる、ベンゾジアゼピン系の化合物である。

この薬は初めて心療内科にかかったときから、現在まで服用し続けている抗不安薬です。

僕は現在は、1錠2mgのものを毎朝服用しています。

効果については、正直、微妙です。「ああ、効いてるなあ!」とは思わないです。まあ、個人的には、「飲まないよりはマシ」といった位置づけですね。

スルピリド

脳内の神経伝達物質(ドパミン)の受容体を遮断することにより、抑うつ気分、強い不安感・緊張感、意欲の低下などの症状を改善します。
通常、統合失調症、うつ病・うつ状態の治療に用いられます。

消化管運動を亢進させる働きもあり、胃薬的な使い方もできるようです。

この薬も最初期から処方され、現在も飲んでいますが、こちらも正直効果はよくわかりません。

セルトラリン(ジェイゾロフト)

選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI) と呼ばれる抗うつ薬の一つである。

これがまさに、代表的な「抗うつ薬」ってやつですね。飲み始めて効果が出るまで2~4週間ぐらいかかるらしいです。

うつの人は脳内のセロトニン濃度が低いので、一度出たセロトニンの再取り込みを防ぐことによって、セロトニン濃度を高めようというものですね。(僕なりの解釈)

これも最初期に処方され、就寝前に飲んでいましたね。

気のせいかもしれませんが、この薬が一番効いたような…?

なお、一時期症状がよくなり、セルトラリンをやめたときのこと…おそらく離脱症状なのですが、眼球を左右に動かすと頭がちょっとクラっとするという現象を体験しています。1~2ヶ月ぐらいでその症状はなくなりました。

クエチアピン

脳内の各種受容体(ドパミン、セロトニン)に作用し、強い不安感や緊張感、意欲の低下などの症状を改善します。
通常、統合失調症の治療に用いられます。

この薬は、セルトラリンと同様、就寝前に飲んでいました。

僕がうつ・不安症を発症した当初は、強い不安感に襲われ、夜寝るのが本当に辛かったです。でも、セルトラリンとクエチアピンを飲み始めたら、不安感が落ち着き、就寝時の恐怖感がだいぶ和らいでいた気がします。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

精神不安で胃が痛んだり、のどに物がつまったような感じ、つわり、せき、しわがれ声、不眠症の治療に使用されます。
通常、気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、ときにどうき、めまい、嘔気などを伴う人に用いられます。

僕がうつを発症してから、一番しつこかった症状が「ヒステリー球(のどのつまり感)」です。

この半夏厚朴湯という薬は漢方で、のどのつまり感に効くとされています。

しかしながら、僕の場合は全くと言っていいほど効果がありませんでした。

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ロフラゼプ酸エチル(メイラックス)

ベンゾジアゼピン系抗不安薬。脳の興奮などを抑えることで不安、緊張、不眠などを改善する薬。

この薬は現在かかっている医者で処方して頂きました。2022年末に症状が悪化し、当初はジアゼパムで様子を見ていましたが、あまり効かなかったためです。

超長時間作用型で、服用後約1時間で血中濃度が最高になり、約4,5日間は作用が持続するようです。

僕の場合、この薬を就寝前に飲み始めてからは、強い不安に襲われることはなくなりました。

ドンペリドン

抗ドパミン薬(消化管運動改善薬)。消化管運動を亢進させ、消化管運動の低下などによる吐き気、胸やけ、食欲不振などを改善する薬。

僕の不安発作時の症状として「えずき」があげられます。緊張・ストレスを強めに感じる場面においてえずいてしまうことがあります。

そのため、お医者さんに吐き気止めの頓服として出してもらったのですが、効果もむなしく、激しくえずいてしまうということがありました。

僕の「えずき」はヒステリー球(喉つまり感)がmaxに達すると発動します。なので、もしかしたら、一般の吐き気とは違うのかもしれません。

カルテオロール塩酸塩

β遮断薬。β受容体遮断作用により血圧、心拍数などを抑えることで高血圧、狭心症、頻脈性不整脈などを改善する薬。

この薬は、簡単に言うと、ドキドキを抑える薬です。あがり症にもおそらく用いられると思います。

僕は子供時代からあがり症だったので、高校以降、ネットでこの手の薬(β遮断薬)を入手して個人的に飲んでいたことがあります。たしか、インデラルという名前の薬だったと思います。

プレゼンなど、人前で話すときに重宝しました。

アルプラゾラム(ソラナックス)

ベンゾジアゼピン系抗不安薬。脳の興奮などを抑えることで不安、緊張、不眠などを改善する薬

こちらも抗不安薬ですね。抗不安薬効果は中程度、中時間作用型の薬のようです。

僕が最初にかかった心療内科では、上述のカルテオロール塩酸塩とアルプラゾラムをセットで頓服として処方されました。

うつ・不安症になってから、転職の面接の際に一~二度使用したことがありますが、たしかに効果があったように思います。一緒に面接に付き添ってくれた方からは、「あんまり緊張してなさそうだったね」と言われたので、傍から見ても効果があったようです。

まとめ

これらが、僕が2020年末に発症してから2023年3月現在までに処方された薬です。

現在服用しているのは、朝に「ジアゼパム(抗不安薬)」、就寝前に「ロフラゼプ酸エチル(抗不安薬)」「スルピリド(抗うつ薬)」です。あとは頓服用にジアゼパムを余分にもらっていますが、効き目が弱いので飲んでいません。

というわけで、また新たな薬が処方されたら、アップデートしていきたいと思います。

(参考:日経メディカル、qlife.jp)

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