危機管理能力について

さて今日もなんでもないタイトルのなんでもない話をここにつらつら認めたいと思う。

僕は一般的な感覚からずれていて、人より危機管理能力が薄いのでは?と思ったという話だ。

これを考えるきっかけとなったのが、先日僕が住んでいるアパートの給湯器が壊れたことだ。

ガス会社に連絡し、速やかに新しいものに交換してくれる運びになった。

その担当者との会話で、どうやら立ち合いが必要とのこと。部屋の中のリモコンを取り換えねばならないとのことだった。

僕は一刻も早く家でシャワーを浴びたかった。というのも、家でお湯が出ない数日間は快活クラブでシャワーを浴びていたからだ。もちろん持ち出しである。

で、立ち合いとなると土日しかダメそうだなぁ(土日までまだ4日ぐらいあった)と思った僕は、なるはやで作業を済ませてほしいあまり、電話口でこう言った。

「鍵をポストにおいておくので、勝手に部屋に入って作業して頂いてもかまいませんよ」と。

これに対し担当者はこう言った。

「万が一貴重品が無くなった場合に責任が取れませんので…」

まあ、そりゃそうだよな、と思った。ヘンな客がやっかみを言ってきてメンドウ事に発展する恐れもあるから、一企業として当然の対応だろう。

まあ、結局のところ、平日の帰宅後夜7時前後の立ち合いでも問題ないとのことだったので、話はここで終わった。

それで後ほど、僕が当初提案した、「家にガス会社の人が勝手に家に入って作業されること」に関連してツイッターでこうつぶやいてみた。

大体、モノが盗まれるかも、なんて本気で思っているクライアントがこの平和な日本にいるのか???と。

これに対し、「いや、いるでしょ。」という反論も頂いた。

んまあ、いるのはいるんだろうけど。それでも僕の主張の本筋は変わらない。。

ガス会社の担当者。顔も知ってるし、何なら名刺ももらっているわけだ。身元がまるわかり。

果たしてそんな人が、家に誰もいないからと言って(あくまで思考実験だが)、その人の貴重品を盗んだりするだろうか?いや(ほぼ)しないだろう、と思う。万が一盗んだとしても一瞬でばれるじゃないか。

僕的には、1万人ぐらいガス会社の担当者がいたとして、1人か2人、気がふれて他人の貴重品を盗むことはあるのかもしれないとは思うが。

そんな僕の性善説に基づき、「自分がいないときに、ガス会社の担当者が自分の貴重品を盗むことはまずない」という結論に至ったのである。

本当に盗むか否かは、実験してみないとわからない。けど、実験するまでもないようにも思える。そのぐらい僕は一般企業に務める日本人を信用している。

これが、東南アジアとか、現状日本より少し貧しめの国だったら正直分からないが…。

ともかく、ガスの修理や開栓などの立ち合い時に「こいつは僕の目を離したすきにモノを盗むかもしれない」なんて疑っている人はちょっと神経質になりすぎているのでは?と思った。さぞ日本での生活が息苦しいだろう。

さて、ちょっと話題を変えよう。そもそも、僕は人より危機管理能力が低いのかもしれない、という話だった。

いくつか例を出してみよう。

  • 旅行に出かけるときは鍵を自宅ポストの見えないところに隠して出かける
  • 日中は窓を開け放って(換気のため)外出する
  • カフェでトイレに行くときは財布以外はノートPC含め、席に置きっぱなしにする。

このぐらいは普通にやっている。

果たして、この記事をお読みの方は、僕が危機管理能力が低いと思うだろうか。僕はそれが知りたい。

僕が上記のようなことを割と平然とやってしまうのは、先に述べたことにも通じるが、たいていの日本人は信用できると思っているからだ。

もちろん、ちょっと怪しい人たちがいるのは知っている。とりわけ、安価なファストフード店や、浮浪者が多い街などでは注意が必要だとは思う。だから、カフェなんかでは、最低限、財布とスマホはトイレに持っていくことにしている。

ただし、海外となると話は別だ。カフェで作業していて、トイレに行きたくなったら、きっとすべての持ち物をもってトイレに行くことだろう。

さて、そろそろ結論にいきたい。

結局のところ、一般企業に務めている、身元バレバレは会社員が悪事を働く可能性は限りなく低いであろうということ。

そして、もう少し範囲を広げて、日本人というくくりで見ても、人のモノを盗む輩は極めて少ないであろう、と僕は思うのである。完全に僕の主観である。

それゆえ、僕は、日本で生活するうえでは先の例のように、世間からは危機管理能力がやや低いと思われるかもしれない(?)ことを平気でやっている。

果たして、僕は危機管理能力が低いのか。適当か。まあ、どうでもいいや。

ちなみに、小学生のころ、ゲームショップの駐輪場にゲーム機の入ったカバンを置きっぱなしにしたら、カバンごと盗まれていたことを思い出した。

しかしながらサンプル1である。

僕は基本的には「日本人は信用できる人が多い」という前提に立って、気楽に生きていきたいと思っている。過度に神経質になるより生きやすい。それで盗まれても後悔はしない。

以上。

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