サザン桑田にまつわる思い出話【好きな曲11選】

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このブログは雑記ブログなので、たまには趣味全開の記事を書いてもいいだろう。

というわけで、今回は僕が大尊敬するレジェンドミュージシャン、桑田佳祐との出会いと、個人的に好きな曲をいくつか挙げてみたいと思う。

興味のある人だけ読んでね。

サザンオールスターズ・桑田佳祐との出会いと思い出話

はい、まずは出会いから。

もちろん、超有名アーティストなので、明確に何月何日に出会いましたっていうわけじゃなくて。

サザンオールスターズ/桑田佳祐さんの曲は街中で、TVで、ラジオで流れまくってましたので、僕が物心ついた頃にはすでに彼の曲はたくさん知っていた。

それこそ、小学校3年生ぐらいの時に大ヒット曲「TSUNAMI」がリリースされ、Mステなんかでよく聴いていた。

当時、学校の友だちに、「昨日のMステでなんの曲が良いと思った?」って聞かれて「TSUNAMIかな」って答えたら「渋(しっぶ)!!」って言われてちょっとショックだったのを覚えている。

だから即座に彼に迎合するように、「ポルノグラフィティのサボテンも良かったね!」って答えてちょっと誤魔化したりもした。

まあそんなふうに、サザン桑田の曲をいろんなメディアから聴いて、頭の片隅で時々彼の曲が流れていた。

ただ、小学生当時は、彼の曲が漠然と良いなとは思ってたけどCDを買ったりとかはしていなかった。というのも、彼の曲って男女の恋愛モノが多いからだ。

当時の僕は恋愛とか、男女の色恋沙汰に一ミリも興味がなかったから、わざわざCDを買う(レンタルする)のもなあ…って気が引けていた。

そして転機は中学1〜2年ぐらいの時に訪れた。

なんか、きっかけはよくわからないが、恋愛モノはちょっとなぁ…っていう気持ちがある日突然吹っ切れたのだ。そしてすぐさま、サザンの「キラーストリート」というアルバムを買ってみることにしたのだ。

そこからドはまりしていく。「ああ、どの曲も知ってるぞ。」「やっぱりいい曲だ。」「ハズレ曲がほとんどない。(今となっては無いと言い切っても良いかも)」みたいに。

もう恋愛云々はどうでも良くなっていた。曲が良ければそれでよし。

そこからザザンのオリジナルアルバムを集めだした。う〜んどのアルバムも味わい深い。隠れた名曲もいっぱいあるじゃないか。そんなふうに思った。ただ個人的には90年代以降の比較的新しいサザンが好みである。

高校生になると、同じサザン好きの友達にようやく出会えた。2008年ぐらいのことだった。

しかし、残念なことに、その年、サザンは無期限の活動休止を発表したのだった。

たしかその直前ぐらいに、Mステで「サザン貸し切り」みたいな放送があったのを覚えている。「真夏の果実」とか歌ってたっけ。あとその日は僕が住んでいた地域では、結構な土砂降りだったのも謎に覚えている。

で、サザンは休止に入ったのだが、桑田ソロとしては活動し続けていたわけで。高校、大学時代は彼のラジオ「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を毎週のように聴いていた。

あとアレだ。2010年頃に食道がんになられて一時休養されていたのも覚えている。ちょうどその時にリリースしたばかりの「本当は怖い愛とロマンス」って言う曲がラジオでよく流れていたのを思い出す。

その年の年末には確か復帰して、NHKの紅白歌合戦で、その曲と、「それいけベイビー!!」を歌ってたな。

まあ思い出を語るときりがないが、大学ぐらいまでは割りとどっぷり浸かっていた気がする。

そうそう、思い出したが、2010年前後はまだ「Spotify」のようなストリーミングで音楽が聴き放題みたいなサービスがなかったので、サザンのマイナーな曲(シングルのカップリングなど)を聴こうとするとそのCDをどうしても手に入れる必要があった。

だから、カップリング曲も制覇してやろうと、Amazonで中古のCDを買いあさっていたのも今となっては懐かしい思い出だ。

それから社会人になって、桑田さんのラジオを聴いたり、TVを見ることはあまりなくなったが、たまに新曲が出るたびに、「おっ、今度はどんな曲かな?」「おおやっぱり今回も新鮮なフックが効いてるな」なんて思いながら楽しんでいた。

で、時は過ぎ、30歳になったころのこと。とある僕の友人が結婚したのだが、この夫妻はサザン桑田好きなのだ。特に奥さんの熱量がすごい。

彼らが桑田さんのライブに行っているのをインスタなんかでみて、「うらやましい!!」と痛烈に感じた。そうだ、俺は桑田さんが好きじゃないか。彼が元気なうちに、一生に一度は生歌を聴きたい!そう思ったのだった。

そしてその夢はすぐに叶った。2022年末に行われたツアー「お互い元気に頑張りましょう!!」というライブの東京ドーム公演に見事当選したのだ。

その日はもう、とてもとても感動した。肉眼では米粒にしか見えなかったが、しっかりと歌声は僕の心に響いた。その時点で齢66歳、いやはやすごいエンターテイナーだ。

デビューから今まで40年以上も、休みなく曲を出し続け、常にオリコンチャートの上位にランクインしているアーティストが他にいるだろうか?何十発も当てているのは天才としか言いようがない。

さて、これが僕のざっくりした、サザン桑田遍歴と行ったところだ。中学生の時、吹っ切れてCDを買ってよかった。吹っ切れるぐらいキャッチーな曲を連発してくれた桑田さんのおかげだ。

いまでもカラオケに行けば毎回必ず何かしら彼の曲を歌う。

個人的に好きなサザン&桑田ソロの曲

というわけで、ここからは個人的に好きなサザン桑田の曲を紹介してみよう。あえてちょっとマイナーなものを選んでみた。

BREEZE

2006年8月9日に発売されたシングル「DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~」のカップリング曲の1つである。

リコーダーの伴奏が印象的で、シンプルで、さわやかなミドル(スロー?)テンポの曲である。

なんか、うまく言えないが、地味に好きなのだ。落ち着く。

この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜

2000年11月1日に発売されたシングル曲。

世間的にはあんまり知られてないが、こちらも個人的に好きな曲だ。ミドルテンポでこちらもシンプルな楽曲だ。

特に好きなのが、以下のような、Bメロの早口になるところである。

「Ah 今の今まで雨は強引ぎみなAction」

「傘もささずに濡れた少年の日にRefrection」

イエローマン~星の王子様~

1999年3月25日に発売されたシングル曲。

サザンと言えばさわやかな夏に聴きたくなる曲が多いと思うが、この曲は全然毛色が違う。

激しいエレクトリックなサウンド?を多用したサザンっぽくない曲である。やはりちょっと大衆受けはせず、セールスは振るわなかったようだが、僕はこういうアングラな側面をもつ彼らの曲が大好きである。

ちなみに、ライブでは結構盛り上がって、ファンには人気な模様。

01MESSENGER~電子狂の詩~

1997年8月21日に発売されたシングル曲。

パソコンやインターネットが普及し始めていた時期であり、それに対する批判的なメッセージが込められている。曲調&歌詞はカッコいいの一言に尽きる。ロックっぽい。

曲の終わりの部分も「零一だけの無情なメッセンジャー」とバシッと決まる。

で、こちらも同様に、裏サザン的な楽曲である。Wikipedia曰く、当時の桑田さんはレディオヘッドに影響を受けていたようである。なるほど。と思った。そりゃ大衆受けしないわ笑。

YARLEN SHUFFLE〜子羊達へのレクイエム〜

1998年10月21日に発売されたアルバム「さくら」内の楽曲である。

こちらも裏サザン的な楽曲。というかこのアルバム自体がちょっとサザンっぽくないきがする。でも、そういうのを求めている自分がいる笑。

この曲は歌詞もメロディーも抜群にいい。特にメロディーラインが気持ちよすぎる。語感も素晴らしい。

ネオ・ブラボー!!

1991年7月10日に発売されたシングル曲。

当時勃発していた戦争(湾岸戦争かな??)や内戦に対する反戦のメッセージが含まれている曲だ。

曲調は歌詞の内容とは対照的に、これぞサザン!って感じのさわやかさ全開の曲である。結構マイナーな曲で、当時どのアルバムにも収録されていなかったので、わざわざAmazonで中古のCDを買ったのを覚えている。

こんないい曲が埋もれていたのか!といたく感動した覚えがある。

Young Love (青春の終わりに)

この楽曲は1996年7月20日に発売された、同名のオリジナルアルバムに入っている曲である。

曲調とかコーラスとかは初期のビートルズを意識しているらしい。

さわやかでテンポもよくて、サザンっぽくて大好きな一曲だ。もとい、このアルバム自体かなり好きかもしれない。

CHRISTMAS TIME FOREVER

1992年9月26日に発売されたオリジナルアルバム、「世に万葉の花が咲くなり」の中の一曲だ。

曲のタイトルの通り、クリスマスソングである。

僕がサザンを聴き始めた当初、サザンのクリスマスソングと言えば「クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)」しか知らなかった。

もちろんこの曲も好きだが、個人的には、「CHRISTMAS TIME FOREVER」のほうが好みかもしれない。

初めて聴いた時にはこれまた、いい曲を発見したぞ、と興奮したのを覚えている。あと、カラオケでも歌いやすい。

HOLD ON (It’s Alright)

2002年9月22日に発売された桑田ソロのアルバム「ROCK AND ROLL HERO」のファーストトラックである。

桑田、サザンと言えばやはりポップな曲が多い。だが僕はそんな桑田さんが作るロック調の曲がすごく好きなのだ。彼にしか出せない味があるし、あのラスピーヴォイスで浪々と?歌われたらたまったもんじゃない。

だから、ロックをテーマにした「ROCK AND ROLL HERO」というアルバムはかなり好きだ。

そしてその彼の特長が前面に出ているのが、アルバム1曲目である「HOLD ON (It’s Alright) 」だと思う。

テンポがよく、カッコいい。社会風刺もバッチリ効いている。

しゃアない節

1994年9月23日に発売された桑田ソロアルバム「孤独の太陽」からの一曲だ。

戦時中の兵隊の苦悩が描かれている曲で、なんか、心に沁みる。その時代に生きたこともないのに、なんか共感させられる節があるというか。

「そして君主(あるじ)のようにこう言う…さあ!!武器を持て!!」

「そして愚かなボスがこう言う…さあ!!若者よ人を撃て!!」

こんな歌詞が出てくるが、当時の僕には結構衝撃的だった気がする。

DEAR MY FRIEND

2008年3月12日に発売された桑田ソロのアルバム(CD+DVDのセット)『桑田さんのお仕事 07/08 〜魅惑のAVマリアージュ〜』内の曲である。

曲調がとってもさわやかでゆったりとした、出会いと別れをテーマにした感じの曲だ。当時桑田さんがラジオかなにかで「木綿のハンカチーフ」の現代版を作ったと言っていたような気がする。

この曲に関していうと、ストリーミング配信がなされるまでは、本作品を買わないと聴けない貴重な曲だったのを覚えている。だからこちらもAmazonで中古品を買ったのを記憶している。

ちなみに、2012年7月18日に発売されたソロのベストアルバムI LOVE YOU -now & forever-にギリギリ入らなかった曲だと記憶している。

「MY LITTLE HOMETOWN」という楽曲と「DEAR MY FRIEND」のどっちを入れるかという話になり、故郷にゆかりのある曲を入れようということで、惜しくも、この時のベスト盤には入らなかった、、と聞いたことがある。

それがまた希少性を増したのだが、今となっては簡単にストリーミングで聴けちゃいますね。

余談

個人的に桑田さんのすごいところというか、尊敬しているところを一つ上げておこう。

もちろん、作詞作曲、メロディーメーカーとか凄いところを挙げればきりがないのだが、このブログは英語メインの記事を書いているということもあり、僕も英語が好きなのでそれに関連して。。

桑田さんは英語の発音がかなり良い。いや、まあ僕はネイティブスピーカーでも何でもないですけど、少なくとも「日本語英語」には聞こえない。

ラブサイケデリコのボーカルとか、宇多田ヒカルとか、帰国子女ならわからんでもないですけど、普通に日本で生まれ育ってこの英語発音はなかなかのものである。

相当努力されたのか、天性の耳の良さなのかはちょっとわからない。

ついつい、彼の「それ以外の」凄いところに気を取られがちだと思うので、ぜひ英語発音の良さも気にしてみるともっと彼の楽曲を楽しめるだろう。

まとめ

はい、おしまい。一ファンとして、思っていることを自由に書いてみました。批評家ぶってウザかったらすまない。

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