前回の続きです。
今日は12/28(水)、海外旅行4日目です。
はい、4日目、ということはなんとか海外に行くことができたのです!
しかしながら現実はそう甘くはなく。この4日間でどんな体の変化があったのかをまとめてみたいと思います。
※1月1日、海外旅行から帰ってきたので8日分まとめています。
12/25(日)
この日の17時に成田からバンコク行きの飛行機が出る予定でした。
実は、前の晩は動悸が激しすぎて一睡もできていませんでした。
遠足の前日に興奮して寝られないやつの最も激しい版ですね。
目をつぶると「ドクドクドクドク」と鼓動が激しく動き出します。非常に不快です。そんな不快な状況下にあっては、思考もネガティブになってしまいます。
「明日タイに行けなかったらどうしよう。」
「もしここで断念したら、一生海外を諦めることになる。」
など不安が広がっていきます。そんなことを考えながら、目を開けてはつぶりを繰り返して、朝6時になりました。
もう、寝るのは諦めていました。
さて、当日は、12時ぐらいに家を出発しても全然間に合うのですが、家で昼まで待つなんて落ち着かないだろうから…と思って10時ぐらいに出ることに決めていました。
それで何をしようか。
散歩をしました。1時間ぐらい。
で、コンビニでゼリー食品を買って栄養補給。
不思議と心は落ち着いていました。実は散歩中に一度えづいたのですが、それ以降はえづくこともなく、家を出発しました。
家を出てまず、動悸を抑えるために、救心を買いました。
成田空港までは電車1時間、バス1時間ぐらいでした。恐れていたのは、電車やバスでのえずきや、迷走神経反射です。
でも、幸いなことにこれらの症状は出ませんでした。不思議と心は落ち着いており、「海外に行くぞ!」モードに入って少し意気揚々としていたのを覚えています。
そのまま出発の時間に。次に気がかりだったのは機内での迷走神経反射です。以前に2回ほど経験していたからです。
しかし、こちらも幸い、なんとか乗り切りました。7時間。
やがてバンコクに到着。懐かしい東南アジアの生ぬるさと香りに興奮していました。
そして入国審査待ちのとき、えづいてしまいました。やはりストレスは感じていたのでしょう。
その後、空港からgrabを手配しているときもえづきました。
なんとかその日の宿にたどり着き、事なきを得ました。なんとかタイに着いたのでした。
なおこの日の夜の睡眠については、実のところ、夜中に3度ほど目覚めてしまい、ぐっすり眠れたとは言い難かったです。
12/26(月)
さて、この日はフィリピン人の友達と遊びました。
特にえづくこともなく、過ごすことができました。しかし、夕方4時ぐらいに少し頭がクラっとする感覚に。
寝不足なども相まって、身体疲れていたのでしょうか。あんまり食欲もなかったので帰路につきました。
その日の夜、ゲストハウスの近くの店で夕食を取りました。
美味しく食べていたのですが、食べ終わってから、妙に頭から血の気が引く感覚がしました。これは迷走神経反射の前兆です。
それと同時に、孤独感、ネガティブ思考も少し侵入してきます。
ここはなんとか乗り切りました。
この日の夜は非常に疲れていたので、泥のように眠ることができました。よかった。
12/27(火)
この日は朝8時からカンボジアへとバスで向かう予定でした。
朝はやく起き、身支度をしました。宿のホストがデポジットの100バーツを返してくれるとのことで、ホステルの玄関で待っていました。このとき、妙にソワソワ、緊張したのを覚えています。
とともに、気分が少し悪くなりました。なんとかデポジットをもらい。バス会社に出発です。
あるき始めると2回ほどえづきました。なぜだろう。さらにバス会社に近づいてからもう一回。
で、バス会社の待合所に着いて、チケットを確認してもらいます。
このときも、立っているのが妙にしんどかったのを覚えています。貧血のような感じですね。
その後、椅子に座っているときも、ソワソワして、緊張して、2度ほどえづいたり、頭から血の気が引く感覚に苦しみました。
ああやばい。カンボジアにバスで向かうのがそんなにストレスフルなのだろうか…と思いました。
新しい環境に身を投じることは、ドキドキするもの。それがストレスだったのでしょう。
バスに乗り込む直前にも一回えづきました。
さて、バスに乗ってから、シートに横になって、目をつぶり、気持ちを落ち着かせていました。
すると、だんだん楽になってきました。
その後、国境に行くまでの4時間半は特に問題なく、過ごせました。
そして、国境の入国審査のとき。ここで2回ほどえづきました。
なんだかこう、入国審査みたいな緊張する場面(知れてますが)ではやはりプレッシャーを感じてしまうのだなと思いました。
なんとか入国審査を終え、シェムリアップに向かうバス車内では、いよいよカンボジアに入国できたということで、ワクワクが強かったのを覚えています。
そして、ようやく到着。
ここで、同じバスに乗っていたカナダ人の青年と、一緒に宿に向かうことに。英語を喋りながら楽しく歩きました。
とはいえ、やはり緊張はしていました。ネイティブスピーカーと喋る機会なんてめったに無いし。。
そんなこんなで神経がヘトヘトになっていました。夜は一緒に出かけようって言われていたので、宿で、一休みすることにしました。
40分ぐらい目をつぶって過ごすと、楽になってきました。
彼から連絡がないので、一人でご飯に行くことにしました。
そして、ご飯を食べているとき、またあの嫌な感覚がやってきました。つまり、頭から血の気が引いていき、気持ち悪くなり、ネガティブに押しつぶされる感覚です。フォークが止まりました。吐いちゃうかもと思うと、飲み込めないのです。
そんな感じで、この感覚と葛藤の末、なんとか完食はできました。
この日の夜、寝ているとき、とても嫌な感じがしました。というのも、例によって頭から血の気が引いていきます。それはそれはしんどい。なんと説明していいかわからないが、、血の気が引く感覚はほんとに不快です。
そして、なんだか全身がだるいのです。
え?、精神的に参っているとはいえ、こんなにだるいことがあるのか?と思いました。まるで、インフルエンザか風邪にかかって、38℃ぐらいで寝込んでいるような感覚です。
そこで、もしかして食中毒なのでは?と疑いました。
12/28(水)
この日の朝は本来、アンコールワットにいく予定でしたが、あまりに体調がおかしいので、キャンセルに。
食中毒を疑っていたので、薬局に行き、食中毒用の薬をもらいました。
午前中、昼過ぎまでひとしきり眠りました。しかしそんなに変化はありませんでした。
むしろ、動悸が激しくなっていました。
そこからぼーっとしていると、なんと、あの「焦燥感」が蘇ってきたのです。
昼1時位からなにもすることがない、どうしよう。そこから焦燥感は始まり、いてもたってもいられなくなったのです。これは2年前に鬱を発症したときと同じ感覚です。ほんとにしんどいです。
そこでえいやと散歩に出かけることにしました。2時間近く歩き、橋の上のベンチで一休みしました。
すると、だんだん元気が出てきました。なぜかはよくわかりません。そこから少しマーケット周辺を歩いて写真を撮って楽しみました。
歩いているとき気にお店の人などと少し会話をしながら、こころの栄養補給をしました。
やはり焦燥感には散歩が一番だと実感しました。
さて、散歩から帰ってきてシャワーを浴びて、一休みした後、再び夕食に出かけました。
チャーハンを頼んだのですが、再び、気持ち悪くなり、スプーンが止まりました。昨日と同じ現象です。
いろいろ考えてみたのですが、端的に、緊張していて食欲がないのでは?と思いました。気張っている状態では何も美味しく感じないし、食事が喉を通りません。これが吐き気のような感覚にもつながっているのではと思いました。
12/29(木)
さて、昨晩は、幸いにもよく眠れました。2日前は、熱でも出たんじゃないかぐらいしんどかったわけですが、今日は割とぐっすり眠れてよかったと思います。多少の動悸などはありましたが。。
さて、今日は9時からアンコールワット見学ということで、チャーターしたトゥクトゥクめぐることになっていました。
エントランスで待っていたところ、えづきました。
見学中はだるかったですが、なんとか2万歩歩けました。
戻ってきてシャワーを浴びてから、夕食に出かけました。その道中また何度かえづきました。もはや些細なストレスでもバンバンえづいているので結構慣れては来ましたが…。
この日はたくさん歩いたこともあり、心地よい疲れを感じました。精神的にも、いつもより楽な感じがしています。
ちなみに夜ご飯はピザ屋でピザを食べたのですが、吐き気を催すことなく、おいしく食べることができました。良かった。
また、夜も、しっかり眠れたと思います。
12/30(金)
今日は朝4時に起きて、アンコールワットのサンライズを見に行きました。朝起きたときは数回えづきました。
ともあれ、一日、特に問題なく過ごせたと思います。ご飯もしっかり美味しく食べれました。
午後3時ぐらいに一旦宿に戻り仮眠していたところ、激しい動悸が。。
救心で落ち着かせ、その後はなんとか大丈夫でした。気を抜くと鬱のしんどさになんだか襲われそうな感覚はありましたが。
12/31(土)
昨夜はぐっすり眠れましたが、朝起きてからやや激しめの動悸を感じました。
今日はシェムリアップからバンコクへバスで向かいます。
道中は、ちょっとだるさはありましたが、特に問題なく過ごせました。
バンコクに着いてからもだるさは残りましたが、宿で40分ほど休むと少し食欲が出てきたのでレストランを探しに出かけました。
しかしレストランがなかなか見つからず。。。歩いているうちにまただるくなりました。。
なんとか食事をすませ、宿に戻りました。それからはなんだか動悸が不快でした。
1/1(日)
今日は帰国の日です。
バンコクのスワンナプーム国際空港に着いてから少しえづきましたが、それ以降は特に問題ありませんでした。
日本に帰り、久々にしっかり食欲があり、美味しくご飯が食べられました。
やや、身体のだるさは残っています。
まとめ
というわけで、今回の海外旅行に際して、覚えている範囲で体調を記録してみました。
- 動悸
- 吐き気
- 血の気が引く感じ
- 倦怠感
- 焦燥感
など、自律神経がおかしくなっている症状、鬱のような症状が見られました。ただ、日にちが経つにつれ、身体が少しずつ慣れてきたのか、上記の症状が和らいでいたのも事実です。
ともあれ、大好きな海外旅行を前に発作が起きたにも関わらず、これに負けずに乗り切れたことに自信を持ちたいと思いました。
今後日本で再び生活を送っていく中でまた変化があればこのブログに記録していきたいと思います。
では。
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